ちょっと真面目腐った文章になりますが、この企画のきっかけ、コンセプトなどを書き起こしてみました。
「なぜ企画を考えたのか？」
世界一周中に何か目的や企画を考えて行う人は多い。だが、世界一周前にも何か企画を考えれば、より良い1年になるのではないか？特に自分は構想期間も長く、2年という準備期間もある。
そこで、まきおの世界一周、準備・中・後と分けてそれぞれ何かしらの企画を考えることにした。目的は、企画をすることにより自分の自己実現に繋がることが第一だが、企画を通して得られる出会い、経験を経て、世界一周や旅・行動することの素晴らしさを次の学生などに伝えること。最終的にまきおのブログ・出会い・講演などを通して、1人でも世界一周などに行くきっかけになったと言われたら、最高に嬉しい。
これは、自分自身も高校の頃から、世界一周ブログを読み続け、2年半自転車で世界を旅した孝浩さんの講演をきっかけに世界一周をする決断をして、頂いた物からわらしべ長者を始めたという経緯もある。
「なんで、わらしべ長者なの？」
世界一周をするために、個人や企業から協賛を集めたり、クラウドファンディングを通してネットでお金を集める人は少なからずいる。確かに、まきお自身の根本の目的は“お金がない”ことだ。そのために協賛金を募ったり、企業に営業をしてスポンサーとして物を頂くことも考えた。面白い企画を発案し、クラウドファンディングに上げてみるのも良いと思う。
しかし、そこには基本的には“自分”のみの利益を追求することにしかならない。また、そのお金を集めることの企画による出会いが、密な人間関係にはならない気がしていた。
そこで、最終的にはまきおの準備金の節約になる、新たな対個人の出会いがある、自分以外の人にも益がある、という企画を考えようと思い立った。そこに、以前から話には聞くが、本当にできるのか？という疑問があった“わらしべ長者”が最適なんじゃないか？と思いついたのだ。22年間の自分の人脈を試したい。大学生活で常に持ち続けている、やりたいことがあれば後先考えずに“とりあえず、やってみる”という経験第一の性格もあったと思う。
「わらしべ長者って？」
前述したことを実現するのに、わらしべ長者が最適なのか？それは分からないが、少なくとも自分はワクワクする題詞であり、方法によっては全てが叶えられる気がしていた。
そもそも、わらしべ長者とは
今日では、わずかな物から物々交換を経ていき最後に高価な物を手に入れることに対する比喩表現にも使われる例が多いが、作品の舞台である近代以前の一物一価の法則が成立しなかった段階においては、主人公の取引行為はいずれも高価なものを入手する動機はなく、需要と供給の均衡の上に成り立った等価交換を繰り返した結果として富の上昇がもたらされているという点に注目をする必要がある。
Wikiより
という、需要と供給が成り立ち出来るものであるという。しかし、自分の場合はある“目的の物”を作ることで最短化し、学生が挑戦する・企画の面白さ・善意などが加わり成り立つ企画となった。
「企画の目的と、達成する手段について」
再度、この企画の理由をまとめると
①お金が無いので（世界一周の準備金を最小限にする）
②準備期間にも面白い企画をしたい（その中で新たな出会いを生みたい）
③世界一周や旅・挑戦する面白さを色んな人に知ってもらいたい（伝える）
である。これを網羅するために、“わらしべ長者”というキーワードで3つの企画をスタートした。
１．わらしべ長者で世界一周航空券をめざす！？
世界一周経験者の孝浩さんから頂いた５つのアイテムをスタートにして、世界一周航空券をめざす企画。この企画の本筋。最初は、南米への片道航空券とする予定であったが、夢は大きい方が良い・インパクトが無いとと思い、世界一周航空券に（笑）マイルとかになったらLCCでも良いんだけど・・・。
航空券のお金削減したい。単純に”無理だろ！”ということに挑戦してみたい。わらしべ長者の可能性を探りたい。ロマン。
２．禁断の企画！？貨幣でわらしべ長者、世界最高の額の紙幣をめざす！？
わらしべ長者をして、世界１周出発時に手元にある紙幣をその国で使い、この企画に携わってくれた方にお土産を買うという企画。２０万円とかになったら相当豪華だ！（笑）
途中から、発案して生まれた企画。タンザニア１００シリングから、めざすはシンガポール１万ドル（７０万円ぐらい？）をめざす。単純に最高額の流通している外貨って何だろう？外貨って意外と余らせている人が多いし、見ていてその国の文化や有名な人を知るのは面白い。
ブログに関わってくれた方への恩返し。世界の紙幣って面白いから。どこまでの額になるかワクワクする
３．懸賞で手に入れたもの＆使用してない物から、わらしべ長者！？
「世界一周に持っていく物」という曖昧な目標で、わらしべ長者をする企画。このブログを通して、価値はあるが使っていない物の需要供給の場にしたい。
わらしべ長者の原点は、
取引行為はいずれも高価なものを入手する動機はなく、需要と供給の均衡の上に成り立った等価交換を繰り返した結果として富の上昇がもたらされている
これを本当に現代でも出来るのか？それに挑戦してみたい。
さらに、夢があり、挑戦している学生や同世代の若い人に何かしらの応援をしたい！という思いから出来た企画。
実は、まきおには2012年11月から密かに始めていた懸賞で手に入れた物（実質タダ）がある。これを元に世界一周航空券を目指そうと当初は考えていたが、それではプロジェクトとしてつまらないという理由から保留していた。しかし、宝の持ち腐れは勿体無い。それに、あまり目標を決めないで流動的にわらしべ長者をしてみたいという願望も出てきたので始めてみる。
わらしべ長者をして、色んな人の、価値あるけど使ってないものを交換して、世界一周に持っていくものを目指す。目標として、１つ物はあげるが、後は流れに任せるつもり。
詳しくは、この企画の詳細説明へ。
この３つの企画を遂行することにより、
①消費してしまう航空券で自分への利益
②読者への楽しみ（お土産）
③夢のある学生への還元
④企画の中での出会い
が生まれると信じたい。
2013/4/24 まきお
