この企画を思いつくきっかけとなった出来事は何だろう、そんなことを思い返していた。そういえば孝浩さんに、スタートの物を貰ったのは書いたが、もらう経緯を詳しく書いてないな。
時は１月に遡る。
僕は、１２月にあった薬剤師教養試験のストレスと研究室の基礎実習のため、世界一周に行きたい！！という想いが大きくなるなか悶々とした生活を送っていた。学校から帰るとパソコンを開き、世界一周ブログに目を走らせる。
まるで、高校３年に世界一周を知った時のようだった。
そんなある日、僕が常にチェックしているサイトの１つである、takahirosuzuki.comの最新記事に講演会のお知らせが載っていた。
おぉぉぉぉぉ！！！これだ！！
今の悶々とした気持ちを打開するには、１読者である立場から、話が聞ける立場になる。世界一周を考えている人達と仲良くなるしかない！
僕はすぐに、メールで参加する意向を伝えた。
世界一周や旅の大きなイベントは数多くある。TABIPPOや世界一周堂などが開催する、有名ブロガーを呼んでの講演会だ。
しかし、僕はなぜだかこういう大きいイベントに参加する気になれなかった。なんでだろう？
普段から、あまり人が多い所に行くのは好きではなかった。みんなでワイワイやろう！というよりかは少ない人数で”自分を語れる”環境じゃないと、自分の個性を主張できない性格というのもあるかもしれない。知らない人と話すのは嫌いじゃない。
凄い人数で、ノリだけで盛り上がることで、自分の純粋な”世界一周へ行く”という気持ちを穢されるのでは？なんとなく、そんな考えが片隅にあったのかもしれない。
それに反して、なんとなく、ちっちゃい文化会館で、定員１５名。でも、面白いブログを書いている方の講演。なんだか、仲良くなれる気がした。
単純に「惹かれた」のだ。
当日、横浜から自由が丘駅へ、緊張しながら講演会へ向かっていた。自由が丘からの道がテンパってわからなく、なるも無事１５分前ぐらいに着く。
講演会場の研修室へ行くも、受付の人と、孝浩さん、
あれ？お客さんがまだいない・・・・・
とりあえず、受付か。
名前などを書いて、1000円札を渡すと、999円なのでお釣りをくれた。
それが、このザンビア500ドル
これが、全てのスタートの原点
ドキドキしながら、開始時刻まで待っているとお客さんも入り始める。
あとで聞いた話だが、ほとんどが講演者の孝浩さんと主催者のタケさんの友達や知り合いで、純粋な全く知らないブログ読者は僕と１、２人ぐらいだったらしい（笑）
講演は、考えさせることもあり、ワクワクさせてくれる所もありの面白いものだった。
講演会終了後の集合写真（孝浩さん、勝手に使います。すみません）
この後の飲み会でも、世界一周の話や他の方と、これから行きたいんだ！という熱い話。
特に、僕は面白かったのが、世界一周行きたいんです。というと、必ずいつ行くの？どんなルート？何を使って？
など色んな事を、聞かれる。そんな単純なことが新鮮で、楽しかった。色々な方ともこの後にも繋がりを持たせて頂くことができた。
さて、家に帰り、何か僕も始めないと！
何かやりたい！
という気持ちが高まっていた。そんな時、お釣りとしてもらったザンビアのお金が目に入る。
正直、このまま持っていても記念・飾っておくだけになってしまう。
なんだか、もったいない気がした。始めての世界一周者とのリアルな出会い。そんな方から頂いた物を何かスタートにして始めたい。そんな考えを１カ月ほど巡らせていた。
そして、３月２０日。
僕は、八王子インターに立ち、100均で買った画用紙を掲げていた。
鞄の中には、ザンビアのお金。これで、ヒッチハイクで会った方に、わらしべ長者の話をしてみよう！孝浩さんも面白いって思ってくれるはずだ。
初めてのヒッチハイク旅でちょっくら西日本に行ってきた、１日目の途中まで。 - わらしべ長者で世界一周航空券をめざす！？
こんなスタートの原点がありましたとさ。
こんなことが、僕の原点である。だからこそ、貨幣でわらしべ長者で、買ってきたお土産を今度は、僕が講演会をする時にお客さんに渡したいと思う。
そんなときに、もし、同じようなことを考える。世界一周やってみよう！と思える人が１人でも出てくれたら、本当に涙が出るくらい嬉しいと思う。
いつになるのかわからないけど、３年後？
まずは、この「わらしべ長者で世界一周航空券をめざす！？」を完遂し、諦めなければ出来るんだ！ということを証明したいと思う。
もし、協力してくれる方・交換したい！という方がいましたら、気軽にコメントやメッセージお願いします。
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